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婦人科疾患 [貴方の病気のタイプ]


-3 不育症(習慣性流産)

今回は、不育症で何回か流産を繰り返している人が、再度妊娠した場合について紹介します。前2回で紹介しているように、本来はしばらく妊娠を避けて回復に努め、その後に妊娠をするのがベターですが、もしその前に妊娠した場合でも、今回の内容を参考にしてください。

 

妊娠後、反復する流産を避ける手立てとして、中医学の中で参考になるのが「先兆流産」です。これは、流産の前兆として現れる「胎漏」(陰道より少量の出血が出たり止ったりするもの)や「胎動不安」(腰痛や腹痛、あるいは下腹部に張りや下落する感じがなどあり、または出血を伴うもの)といった症状を鑑別して治療するものです。しかし、不育症の場合は、こうした胎漏や胎動不安が現れた段階では遅すぎるため、不育症のタイプ分析を元に、妊娠した段階から先兆流産の治療を始める必要があります。

治療は、不育症のものを参考にしますが、さらに「安胎」という作用を加えたものになります。漢方薬では安胎の作用を伴う生薬を多用し、鍼灸では腹部や得気感が強く出る経穴への刺針を避けて施術を行うようにします。具体的なものは漢方薬および鍼灸のカテゴリで紹介しています。

   

2013年07月11日(木)

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